臣子(読み)シンシ

デジタル大辞泉 「臣子」の意味・読み・例文・類語

しん‐し【臣子】

家来。臣下。
「人の―となりながら恩義を顧みず」〈中勘助・鳥の物語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「臣子」の意味・読み・例文・類語

しん‐し【臣子】

〘名〙 主君に仕えるとともに親に仕えるもの。臣であり、子であるもの。また、単に臣下。家来。
続日本紀‐和銅元年(708)七月乙巳「忠浄守臣子之業、遂受栄貴、貪濁失臣子之道、必被罪辱」 〔礼記‐経解〕

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普及版 字通 「臣子」の読み・字形・画数・意味

【臣子】しんし

臣であり、子であること。けらい。〔公羊伝、隠十一年〕春秋に、君弑せられて討たれず、を書せざるは、以て臣子無しと爲すなり。

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