臥し丈(読み)フシタケ

デジタル大辞泉 「臥し丈」の意味・読み・例文・類語

ふし‐たけ【×臥し丈/×臥し長】

臥したときのからだの長さ。
「―いさごに半ば埋づまれたりけるに」〈今昔三一・一七〉
蛇がとぐろを巻いたときの高さ。
「―は五、六尺跡枕あとまくらべは十四、五丈もあるらんとおぼゆる大蛇にて」〈平家・八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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