臨滄(読み)りんそう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「臨滄」の意味・わかりやすい解説

臨滄
りんそう / リンツァン

中国、雲南(うんなん)省西部の地級市。1市轄区、4県、3自治県を管轄する(2016年時点)。人口232万6798(2010)。怒江(どこう)の支流である南定河の上流域標高約1500メートルの高原に位置する。付近は茶の産地で、滇(てん)紅茶と称する紅茶で知られる。自動車道が北は雲(うん)県、南西は双江(そうこう)、東は景谷(けいこく)、西は耿馬(こうば)に通じている。

[青木千枝子・河野通博・編集部 2017年2月16日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android