臨眺(読み)りんちょう

精選版 日本国語大辞典 「臨眺」の意味・読み・例文・類語

りんちょう‥テウ【臨眺】

  1. 〘 名詞 〙 高い所からながめわたすこと。高い所に登って見渡すこと。
    1. [初出の実例]「慈恩地静堪臨眺、和暖天晴引友朋」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)九・閏三月尽日慈恩寺即事〈藤原明衡〉)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐登袞州城楼〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「臨眺」の読み・字形・画数・意味

【臨眺】りんちよう(てう)

高所から遠望する。唐・杜甫州の城楼に登る〕詩 、秦在り 、魯殿餘(のこ)る 從來古多し 臨眺して獨り躊(ちうちよ)す

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