自動倉庫(読み)ジドウソウコ

デジタル大辞泉 「自動倉庫」の意味・読み・例文・類語

じどう‐そうこ〔‐サウコ〕【自動倉庫】

従来、人が行ってきた倉庫業務自動化・システム化した倉庫。在庫管理ピッキング運搬などをロボットが行う。物流業界において、人手不足解消や業務の効率化を目的とし、導入が進められている。自動倉庫システム。自動化倉庫。無人倉庫ASRS(automated storage and retrieval system)。

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流通用語辞典 「自動倉庫」の解説

自動倉庫

倉庫における荷役などの作業を自動化したもので、無人倉庫ともいう。リフトやベルトコンベアなどの自動運搬機器をコンピュータ連動させて、庫内の作業を自動化・無人化して効率を高めるが、殊に低温倉庫の自動化は、苛酷な作業から人間を解放することになる。また、在庫管理面においても人力よりも確度が高くなる。コンピュータや自動運搬機器の進歩とあいまって、今後ますます自動倉庫は普及するものと思われる。また、販売データとの連動によってより合理的な在庫管理が可能となる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自動倉庫」の意味・わかりやすい解説

自動倉庫
じどうそうこ
automated storage

部品材料などをスタッカーラック (荷棚) に収納して保管・管理し,出し入れをコンピュータ制御により自動的に行なう倉庫。FA (ファクトリーオートメーション) 用には無人搬送車へ自動的に受け渡しをする装置も含めることが多い。生産システムの柔軟性や部品・材料の効率的な管理の向上のために用いられる。

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