自動斜坑運搬(読み)じどうしゃこううんぱん(英語表記)haulage by self-acting incline; gravity incline

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自動斜坑運搬」の意味・わかりやすい解説

自動斜坑運搬
じどうしゃこううんぱん
haulage by self-acting incline; gravity incline

高所にある実車 (鉱石石炭を積んでいる鉱車) を低所に降下させ,同時に低所にある空車を高所に上昇させようとする場合に,まったく外力を用いず実車内の鉱石,石炭に作用する重力のみを利用し,斜坑に沿って所要の昇降運搬を行う方式。自動昇降法などともいい,竪坑でも行うことがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android