自治憲章制度(読み)じちけんしょうせいど

世界大百科事典(旧版)内の自治憲章制度の言及

【地方自治】より

…そこで,19世紀末から20世紀初頭にかけて各地に市政改革運動が勃興した。市政改革は,まず州憲法を改正して,州憲法上に特別法の禁止条項とか自治権保障条項を設けることからはじまり,やがて選択憲章制度,さらには自治憲章制度Home Rule Charter Systemまで保障していくようになったのであった(都市憲章)。 イギリスと比較すると,アメリカ合衆国の自治体の特色は,市議会と市長とを分離し,市長権限を強化してきたこと,この市長・市議会型に加えて,委員会型,カウンシル・マネジャー型など,多様な組織形態を創出したこと,直接立法制をかなり広く導入したこと,そして自治権をめぐる裁判が多く,自治紛争の裁決が司法権にゆだねられていることなどにある。…

※「自治憲章制度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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