自然電位法(読み)しぜんでんいほう

世界大百科事典(旧版)内の自然電位法の言及

【電気探査】より

…電気二重層は,大地の電気伝導が地層水中のイオン伝導であるのに対し,金属鉱物内は電子伝導であるため,通電により境界面にイオンがたまって形成される。自然電位(SP)を用いる自然電位法(SP法)では,自然の状態で地表で観測される電位分布を解析して地下を推定する。大地の孔隙中を水が流れるとき,固体‐液体の境界面における電位差(ゼータ電位)に空間的偏位が生じ,流動電位が観測される。…

※「自然電位法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android