自由ヶ丘(読み)じゆうがおか

日本歴史地名大系 「自由ヶ丘」の解説

自由ヶ丘
じゆうがおか

現目黒区の南西端にあたる。昭和七年(一九三二)の目黒区成立を契機にできた町名で、学校名や駅名から名付けられた。もとは荏原えばら碑衾ひぶすまふすまの一部にあたる。同四〇年の住居表示施行で自由ヶ丘を自由が丘と改め、現在の自由が丘一―三丁目となった。昭和二年に東京横浜電鉄(現東急東横線)が渋谷駅から丸子多摩川まるこたまがわ(現多摩川駅)まで開通、当地に九品仏くほんぶつ駅が開設された。同四年には大井町線(現東急大井町線)が同駅まで延長された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android