臭物身知らず(読み)くさいものみしらず

精選版 日本国語大辞典 「臭物身知らず」の意味・読み・例文・類語

くさい【臭】 物(もの)(み)(し)らず

自身悪臭があるものは、自分でその臭さに気がつかない。自分自身欠点はなかなか自覚しがたいものという意のたとえ。
浮世草子傾城禁短気(1711)三「女夫ながら鼻がなふてくさい物身しらずと、二人が中がよからふと思ふて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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