臭腐(読み)しゅうふ

精選版 日本国語大辞典 「臭腐」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ふシウ‥【臭腐】

  1. 〘 名詞 〙 物が腐って悪臭を発すること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「抛却微官岩戸、山人何更貪臭腐」(出典:艸山集(1674)二三・山居得腐字八首)
    2. [その他の文献]〔荘子‐知北遊〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「臭腐」の読み・字形・画数・意味

【臭腐】しゆう(しう)ふ

腐敗する。〔荘子、知北遊〕故に物は一なり。是れ其の美とする奇と爲し、其の惡(にく)む腐と爲すも、腐復(ま)たして奇と爲り、奇復たして腐と爲る。故に曰く、天下ずるは一氣のみと。

字通「臭」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android