至ぬ(読み)いたらぬ

精選版 日本国語大辞典 「至ぬ」の意味・読み・例文・類語

いたら‐・ぬ【至ぬ】

連語〙 (動詞「いたる(至)」の未然形に、打消の助動詞「ず」の連体形が付いたもの) 思慮が不十分で、物事に気がつかない。注意が行き届かない。また、気がきかない。未熟で欠点が多い。
※玉塵抄(1563)八「いたらぬ小民がかわいいことは夏あつうてかなしいと云て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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