至楽(読み)シラク

デジタル大辞泉 「至楽」の意味・読み・例文・類語

し‐らく【至楽】

この上もなく楽しいこと。
人間―の事にして並びに真理に違わざるものならしめば」〈逍遥小説神髄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「至楽」の意味・読み・例文・類語

し‐らく【至楽】

〘名〙 この上もなく楽しいこと。きわめて楽しいこと。また、そのさま。
三国伝記(1407‐46頃か)一「乃至楽に相ふ時も是は物の数にあらず」
草枕(1906)〈夏目漱石〉四「煦々たる春日に背中をあぶって、椽側に花の影と共に寐ころんで居るのが、天下の至楽である」 〔荘子‐至楽〕

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普及版 字通 「至楽」の読み・字形・画数・意味

【至楽】しがく

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