至道無難禅師仮名法語(読み)しどうぶなんぜんじかなほうご

精選版 日本国語大辞典 「至道無難禅師仮名法語」の意味・読み・例文・類語

しどうぶなんぜんじかなほうご シダウブナンゼンジかなホフゴ【至道無難禅師仮名法語】

江戸初期の臨済僧至道無難の仮名法語を集めたもの。生死大道坐禅などを主題に、平易なことばで禅の精神を示し、何物にもとらわれない境地を力説する。「即心記」と「自性記」が代表的なもので、前者は寛文一〇年(一六七〇)、後者は同一二年に編纂。無難禅師法語。至道無難禅師法語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android