臼井町(読み)うすいちよう

日本歴史地名大系 「臼井町」の解説

臼井町
うすいちよう

[現在地名]大正区三軒家東さんげんやひがし一丁目

川本かわもと町の南に続く町。「天保町鑑」には「木津川筋勘介じま之内下之丁」とある。貞享元年(一六八四)天満の臼屋てんまのうすや(現北区)の浜側の町屋に与えられた替地(→船津町。大坂三郷天満組に属し、元禄一三年(一七〇〇)三郷水帳寄帳では屋敷数三一・役数四役と七分九厘五毛役で、うち年寄分七分六厘七毛役が無役。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android