臼杵[市](読み)うすき

百科事典マイペディア 「臼杵[市]」の意味・わかりやすい解説

臼杵[市]【うすき】

大分県東部の市。1950年市制。臼杵湾に臨み日豊本線や東九州自動車道が通じる市街大友宗麟の居城地で,江戸時代は稲葉氏城下町であった。江戸時代からのみそ・醤油醸造をはじめ,ウィスキー醸造,造船が行われ,タバコ工場もある。カボス,トマト,甘夏ミカンも多産臼杵磨崖仏特別史跡),野上弥生子文学記念館がある。愛媛県八幡浜市間にフェリーボート就航。2005年1月大野郡野津町を編入。291.20km2。4万1469人(2010)。
→関連項目伊東マンショ

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