興復(読み)コウフク

デジタル大辞泉 「興復」の意味・読み・例文・類語

こう‐ふく【興復】

[名](スル)衰えたものを回復して、再び盛んにすること。再興復興

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精選版 日本国語大辞典 「興復」の意味・読み・例文・類語

こう‐ふく【興復】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「こうぶく」か ) おとろえたものを、もと状態にたてなおすこと。再興すること。復興。
    1. [初出の実例]「今盖簟食瓢飲非性所一レ安、皷篋横経中途而止、永言其弊、情深興復」(出典:類聚三代格‐一五・延暦一三年(794)一一月七日)
    2. 「我寺興復(コウフク)せば天下も興福し、吾寺衰微せば天下も衰微すべし」(出典:屋代本平家(13C前)五)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐光武帝紀〕

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