興雲(読み)こううん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「興雲」の解説

興雲 こううん

?-1820 江戸時代後期の僧。
浄土宗越後(えちご)(新潟県)の人。幼いときに出家したが,豪放な性格から寺務になじまず,全国を放浪。京都知恩院で書の才能をみいだされ,のち越後新潟善導寺の住職となった。同寺境内に「興雲和尚筆塚」が現存書家巻菱湖(まき-りょうこ)は弟子。文政3年2月14日死去。俗姓は林。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

普及版 字通 「興雲」の読み・字形・画数・意味

【興雲】こううん

涌く雲。

字通「興」の項目を見る

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