舌を出す(読み)シタヲダス

デジタル大辞泉 「舌を出す」の意味・読み・例文・類語

した・す

陰で人をばかにしたり、あざけり笑ったりする。また、そういうときの動作。「笑顔の裏で―・す」
恥ずかしさなどをごまかす動作。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「舌を出す」の意味・読み・例文・類語

した【舌】 を 出(だ)

  1. 陰でそしったり、嘲(あざけ)ったりするさまを表わすしぐさ。
    1. [初出の実例]「アレ見ねんし、舌(シタ)を出して笑って居るよ」(出典洒落本南閨雑話(1773)馴染の体)
  2. 自分失敗を恥じたり、てれたりする気持を表わす動作。
    1. [初出の実例]「なぜしたを出したと禿こそぐられ」(出典:雑俳・柳多留‐一一(1776))

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