舌頭(読み)ゼットウ

デジタル大辞泉 「舌頭」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐とう【舌頭】

舌の先。舌端
言葉弁舌
[類語]舌端舌鋒

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「舌頭」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐とう【舌頭】

〘名〙
① 舌の先。舌端。舌尖(ぜっせん)。〔いろは字(1559)〕
雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上「三寸の舌頭にて一世を震動せしむる豪傑でも」
② ことば。言いまわし。弁舌。舌尖(ぜっせん)
正法眼蔵(1231‐53)仏向上事「しかもかくのごとくいふとも、なんぢが舌頭にあらず」
読本椿説弓張月(1807‐11)後「茂光忠重に狷(ねたま)れ給ひしかば、終に佞人の舌頭(ゼットウ)に係られて」

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