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舞台装置 【ぶたいそうち】

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世界大百科事典 第2版の解説

ぶたいそうち【舞台装置】 


[舞台装置の範囲とその役割
 舞台装置とは,演劇上演のための場所を設置する空間造形をいうが,広場なり屋内スペースに台が一つ置かれ,その上で俳優が演ずるとすれば,もう,この台は舞台装置といえる。そして次に例えば背景として,街路や森の絵を描いた幕が台の後に下げられる。室内の場であれば,ドアや窓,壁が建て込まれる。さらに椅子テーブルが置かれ,カーテン,額,花瓶といったぐあいに装飾されていく。このように,上演のための場所から始まり,基本的な台,背景の幕類,家屋などの大道具家具調度品の小道具が舞台装置を構成する。


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

舞台装置
ぶたいそうち
stage setting

舞踊や演劇の演出家の意図に合せて,上演される内容効果増幅させるよう設計された舞台上の装置,背景,照明衣装総称大道具小道具,出道具と持道具などの区別がある。ヨーロッパでは宗教秘跡劇に代って市民娯楽用の芝居流行しはじめた 17世紀初期以後日本では歌舞伎が行われはじめた寛文年間 (1661~73) 頃から本格的に舞台装置が使われるようになった。

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百科事典マイペディアの解説

舞台装置 【ぶたいそうち】

舞台空間をつくりあげるもの。演技の場所から,視覚補助手段として,場面季節時間雰囲気などを表現する大道具や小道具までも含める。古代ギリシア劇場におけるスケーネ(楽屋)を利用したのが始まりとされ,ローマ劇場の装飾的背景を経て,中世ヨーロッパでは並列舞台や山車(だし)の移動舞台にまで発達
※本文は出典元の用語解説の一部を掲載しています。


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大辞林 第三版の解説

ぶたいそうち【舞台装置】
 
舞台芸術で,その場面の雰囲気を表すため舞台上に設けられた大道具・小道具・照明などのこと。


(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ぶたい‐そうち 〔‐サウチ〕 【舞台装置】
 
舞台芸術で、その場の雰囲気を出すために舞台上に設けられた装置の総称。大道具・小道具など。

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監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
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世界大百科事典内の舞台装置の言及

【大道具】より
…歌舞伎から出た語であるが,現代では一般の演劇から映画・テレビなどの用語にもなっている。ただし,一般演劇では〈舞台装置〉,映画・テレビなどでは〈セット〉という語の同義語として使われるが,歌舞伎本来の大道具とはもっと範囲が広く,〈引幕〉〈回り舞台〉〈セリ〉など劇場常備の舞台機構も含まれ,道具の作製と飾りつけや機構の操作を受けもつ職業を〈大道具師〉〈大道具方〉または〈道具方〉と呼んでいる。 初期の歌舞伎は能舞台をそのまま模したような舞台で,演目も単純な一幕物ばかりだったから,大道具も簡単であったが,脚本が進歩して多幕物が発達し,演出も複雑になるにともなって,それまで舞台装置に類するものを担当していた大工職が独立し,専門の大道具師が生まれた。…
【劇場】より
…現代においては,客席が舞台を完全に囲むいわゆる円形劇場や,演技空間と客席とが同一の空間になっている劇場が再評価されているが,この傾向の背後にあるのは,演劇を単に現実の記号としてとらえ,現に存在している観客を無視するというやり方に反省を加えて,演劇を自律的なものとしてとらえ直そうとする考え方である。 2種類の舞台の違いは,劇の表現手段のうち俳優の演技以外のもの,特に舞台装置や舞台照明のような視覚的手段のあり方の違いにも関連がある。一般に,額縁舞台では精巧な装置が用いられるのに対して,張出舞台では装置は象徴的になったり,簡略化されたり,あるいはまったく用いられなかったりする傾向がある。…
【舞台美術】より
… しかし,舞台美術が絵画や彫刻と違う点の一つは,時間の要素が加わっているところである。朝から夜まで,あるいは月日の経過,場所の変化や移動などが,舞台の進行とともに,舞台照明の変化や舞台装置の移動,場面転換などによって表現される。また,絵画や彫刻がそれ自体で独立しているのにくらべて,舞台美術は演劇を構成する戯曲,演出,俳優の演技,照明,音楽,音響効果などのさまざまな分野とかかわり合いながら成り立っている。…
【ホリゾント】より
…これをルントホリゾントRundhorizont,さらに上部がドームのように湾曲したものをクッペルホリゾントKuppelhorizontと呼んでいる。漆喰(しつくい)やコンクリートの壁面として舞台に固定されたホリゾントもあるが,舞台装置や舞台照明プランによっては不必要な場合もあるので,布を金属のパイプに張り,舞台上部へつり上げるなど移動可能に設備されたものが多い。最近ではエフェクトマシン,スライドプロジェクターなど照明器材の発達により,夕焼けや嵐をはじめさまざまな空の写実的情景はもちろん,火炎や洪水の特種効果,心理的・抽象的な表現にいたるまで効力を発揮することになった。…
※「舞台装置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。


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舞台装置に近い言葉→舞台装置図|檜舞台・桧舞台|置き舞台・置舞台|揚げ舞台・揚舞台|晴れ舞台・晴舞台|舞台芸術・舞台藝術|舞台回し|揚舞台|檜舞台|置舞台

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