舫ひ(読み)ムヤイ

デジタル大辞泉 「舫ひ」の意味・読み・例文・類語

むやい〔むやひ〕【×舫ひ/×纜ひ】

もやい」に同じ。
「―するがまのほ縄の絶えばこそあまのはし舟ゆらも別れめ」〈堀河百首

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精選版 日本国語大辞典 「舫ひ」の意味・読み・例文・類語

むやいむやひ【舫・纜】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「むやう(舫)」の連用形名詞化 ) 船と船とを横に並べてつなぐこと。筏をつなぐこと。また、一艘の船を岸につなぐこと。もやい。
    1. [初出の実例]「むやひするがまのほ縄の絶えばこそあまの橋舟行きも別れめ〈源俊頼〉」(出典:類従本堀河百首(1105‐06頃)恋)

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