船塚古墳(読み)ふなつかこふん

日本歴史地名大系 「船塚古墳」の解説

船塚古墳
ふなつかこふん

[現在地名]宮崎市神宮

南に大きく湾曲する大淀川左岸、下北方しもきたかた古墳群のある丘陵から南に下った標高約九メートルの低地に立地する。県指定史跡。全長七七メートルの前方後円墳で、周堀と周庭帯が残る。前方部が大きく発達し、幅・高さともに後円部を上回る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の船塚古墳の言及

【大和[町]】より

…久池井(くちい)付近は古代の肥前国府があった地といわれ,尼寺(にいじ)には国分寺跡,国分尼寺跡があり,国分,惣座(惣社)(そうざ)などの地名も残る。また久留間(くるま)の今山には県下最大の前方後円墳船塚古墳(全長114m)がある。農業を主とし,山間や山麓ではミカンや柿の栽培,酪農が行われる。…

※「船塚古墳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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