良二千石(読み)リョウニセンセキ

デジタル大辞泉 「良二千石」の意味・読み・例文・類語

りょう‐にせんせき〔リヤウ‐〕【良二千石】

中国漢代、郡の長官年俸二千石であったところから》よい政治を行う地方長官。すぐれた知事

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精選版 日本国語大辞典 「良二千石」の意味・読み・例文・類語

りょう‐にせんせきリャウ‥【良二千石】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「二千石」は、中国の漢代、一郡の太守の年俸の高、転じて太守・地方長官の意 ) よくその領内を治める地方長官。すぐれた知事。
    1. [初出の実例]「漢文以来良二千石(リョウにせんセキ)は実に国家柱石である」(出典黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一)
    2. [その他の文献]〔漢書‐循吏伝序〕

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