良弼(読み)リョウヒツ

デジタル大辞泉 「良弼」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ひつ〔リヤウ‐〕【良×弼】

よい補佐の臣。良佐良輔りょうほ

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精選版 日本国語大辞典 「良弼」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ひつリャウ‥【良弼】

  1. 〘 名詞 〙 よい輔佐の臣。賢佐。良佐。良輔
    1. [初出の実例]「昔の殷宗は夢のうちに良弼をえ、今の朕は覚めての後賢臣を失ふ」(出典:平家物語(13C前)三)
    2. [その他の文献]〔書経‐説命上〕

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普及版 字通 「良弼」の読み・字形・画数・意味

【良弼】りようひつ

良佐。

字通「良」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の良弼の言及

【宗社党】より

…中国近代の政治結社。1912年1月,清朝の皇族良弼(りようひつ)を中心に清帝退位に反対するために結成され,清朝滅亡後は宣統帝復辟のための活動を続けた。青島の恭親王傅偉(ふい)のグループ,上海の鄭孝胥(ていこうしよ),康有為等,徐州の張勲等と各地に小集団が散在し,青島グループでも50名くらいのものだったが,軍閥の権力獲得陰謀および日本の満蒙侵略としばしば結びつき,みかけ以上の反動的役割を果たした。…

※「良弼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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