良暁(読み)りょうぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「良暁」の意味・わかりやすい解説

良暁
りょうぎょう

[生]建長2(1250)?
[没]嘉暦3(1328).3.1.
鎌倉時代の浄土宗僧。鎮西派白旗流の祖。 18歳で比叡山登り,のち鎌倉の光明寺に入って,弘安 10 (1287) 年光明寺第2世となる。下総称名寺相模浄楽寺などを開いて浄土教を宣揚するとともに,著作活動に従事主著『伝通記見聞』『決疑鈔見聞』『口伝鈔』。

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