良秀(1)(読み)りょうしゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「良秀(1)」の解説

良秀(1) りょうしゅう

?-? 平安時代後期の絵仏師
醍醐(だいご)寺の密教図像集に「不動明王図像」転写本がつたわる。「宇治拾遺物語」によれば,居宅がもえるのをみて火炎光背のえがきかたをさとったという。この説話芥川竜之介地獄変」の素材となった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android