色彩象徴(読み)しきさいしょうちょう(英語表記)colour symbolism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「色彩象徴」の意味・わかりやすい解説

色彩象徴
しきさいしょうちょう
colour symbolism

キリスト教美術において特定人物を象徴するため聖母の服の赤,マントの青,キリストおよび洗礼者ヨハネの衣の赤と青,ペテロの白と青,ユダ黄色などの色を用いるように,色の使用になんらかの意味をつけることをいう。原始民族の身体装飾から東洋人の喪に用いる色など範囲は広い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android