色眼鏡(読み)イロメガネ

デジタル大辞泉 「色眼鏡」の意味・読み・例文・類語

いろ‐めがね【色眼鏡】

着色したレンズをはめた眼鏡サングラスなど。
偏った物の見方先入観にとらわれた物の見方。「色眼鏡で人を見る」
[類語]めがねサングラス近眼鏡老眼鏡水中眼鏡黒眼鏡ロイド眼鏡素通しコンタクトレンズゴーグル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「色眼鏡」の意味・読み・例文・類語

いろ‐めがね【色眼鏡】

〘名〙
① 着色レンズまたは着色ガラスをはめた眼鏡。サングラスなど。
日本風景論(1894)〈志賀重昂〉四「色眼鏡を携帯せざる際は」
② (「色眼鏡をかけて見る」「色眼鏡で見る」などの形で、比喩的に用いて) かたよった物の見方。先入観にとらわれた物の見方。偏見
※近来流行の政治小説を評す(1887)〈徳富蘇峰〉「自家の色眼鏡を以て、漫に政治真相を見る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android