芝六軒町(読み)しばろつけんちよう

日本歴史地名大系 「芝六軒町」の解説

芝六軒町
しばろつけんちよう

[現在地名]港区しば四丁目

本芝ほんしば地域の西部に位置する片側拝領町屋。東は本芝入横ほんしばいりよこ町・西信さいしん寺および薩摩鹿児島藩抱屋敷、西は因幡鳥取新田藩松平(池田)家上屋敷、南は本芝入横町、北は鹿児島藩居屋敷。加賀爪弥太夫の屋敷跡で、元禄(一六八八―一七〇四)頃からしだいに拝領町屋となり、六名の者が拝領したので六軒町という。町内間数は田舎間で東側表五三間余・裏幅五六間余、裏行は南方一〇間余・北方一〇間余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android