芝菜・塩場菜(読み)しばな

精選版 日本国語大辞典 「芝菜・塩場菜」の意味・読み・例文・類語

しば‐な【芝菜・塩場菜】

〘名〙 ヒルムシロ科多年草各地の塩性の沼地に生える。茎は叢生して群生し、高さ一〇~三〇センチメートル。葉は根元から生え、長さ一五~三〇センチメートルの線形で細長く下部は鞘状。夏、葉間から花茎をのばし、緑紫色の小花を穂状に密集してつける。果実は長楕円形で六稜がある。葉をゆでて酢みそあえにして食べる。芝菜と書くのは誤りとする説もある。もしおぐさ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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