花大根(読み)ハナダイコン

デジタル大辞泉 「花大根」の意味・読み・例文・類語

はな‐だいこん【花大根】

アブラナ科多年草。高さ40~90センチ。長楕円形の葉が互生する。5、6月ごろ、淡紫色の4弁花を総状につけ、香りを放つ。アジア北西部・ヨーロッパ原産で、明治初年に渡来
ショカツサイ別名

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精選版 日本国語大辞典 「花大根」の意味・読み・例文・類語

はな‐だいこん【花大根】

〘名〙
① (「はなだいこ」とも) 花の咲いた大根。《季・春》
山廬集(1932)〈飯田蛇笏〉明治四四年「大原や日和定まる花大根」
② アブラナ科の多年草。ヨーロッパおよび西アジアの原産で、鑑賞用として栽培する。園芸植物としては二年草として扱う。初夏紅紫色白色などの花が咲き、芳香がある。
③ 「しょかつさい(諸葛菜)」の俗称。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「花大根」の解説

花大根 (ハナダイコン)

学名Orychophragmus violaceus
植物。アブラナ科の二年草

花大根 (ハナダイコン)

植物。オオアラセイトウの別名,あるいはヘスペリスの和名

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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