花挿(読み)はなさし

精選版 日本国語大辞典 「花挿」の意味・読み・例文・類語

はな‐さし【花挿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 花をいけること。生花(いけばな)技術。また、それを持っている人。生花の師匠
    1. [初出の実例]「花さし連歌の執筆いづれあたまはまろめしが」(出典:浮世草子・浮世栄花一代男(1693)四)
  3. はないけ(花生)
    1. [初出の実例]「あの花挿へは他のいい花を何か挿す積りですがね」(出典:桑の実(1913)〈鈴木三重吉〉一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android