花曇り(読み)はなぐもり

百科事典マイペディア 「花曇り」の意味・わかりやすい解説

花曇り【はなぐもり】

春,サクラの咲くころ曇天。冬の鳥が帰るころなので鳥曇りとも。春は移動性高気圧晴天低気圧悪天候との間隔が短いので雲が多い。また日本南岸に前線の停滞することがあり,これも花曇りの原因となる。

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世界大百科事典(旧版)内の花曇りの言及

【日本列島】より

… 花冷えサクラの花の咲くころに急に気温が低くなる現象をいい,寒冷前線通過後の寒気や北東気流による冷気などが侵入すると起こりやすい。 花曇りサクラの花の咲くころ,空一面ねずみ色に見える曇天をいう。移動性高気圧の後面や二つの高気圧の間の気圧の谷に入ると花曇りになりやすい。…

※「花曇り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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