花柳病(読み)カリュウビョウ

デジタル大辞泉 「花柳病」の意味・読み・例文・類語

かりゅう‐びょう〔クワリウビヤウ〕【花柳病】

花柳界感染することが多いところから》性病性感染症。→性行為感染症

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精選版 日本国語大辞典 「花柳病」の意味・読み・例文・類語

かりゅう‐びょうクヮリウビャウ【花柳病】

  1. 〘 名詞 〙 ( 花柳界での感染が多い病気の意 ) 性病。梅毒淋病下疳など。
    1. [初出の実例]「花柳病や婦人病の通信治療」(出典:青春(1905‐06)〈小栗風葉〉夏)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「花柳病」の意味・わかりやすい解説

花柳病
かりゅうびょう

性病

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世界大百科事典(旧版)内の花柳病の言及

【性病】より

…おもに性交によって人から人へ感染していく病気の総称で,梅毒淋病軟性下疳(なんせいげかん)および鼠径(そけい)リンパ肉芽腫(第四性病)が含まれる。俗に花柳(かりゆう)病などともいわれた。また,性病も含め,性行為によって感染する諸疾患を,性行為感染症と総称する。…

※「花柳病」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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