花櫓(読み)はなやぐら

精選版 日本国語大辞典 「花櫓」の意味・読み・例文・類語

はな‐やぐら【花櫓】

〘名〙
① 桜の樹で作った櫓。また、桜の樹を櫓がわりにしたもの。
吉野山独案内(1671)四「円居して人々見よと夕暮の花矢倉にも弓張の月」
歌舞伎劇場で、芝居の櫓の美称
長唄松竹梅(新松竹梅)(1868)「守田津中むら繁栄は、両座の梅の花櫓、声も揃うていさぎよく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android