花菅(読み)ハナスゲ

デジタル大辞泉 「花菅」の意味・読み・例文・類語

はな‐すげ【花×菅】

キジカクシ科の多年草。短い根茎の先に、長さ約50センチの線形の葉が2列に集まってつく。7月ごろ、白色小花穂状に咲く。中国原産で、古く薬用として移入された。

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精選版 日本国語大辞典 「花菅」の意味・読み・例文・類語

はな‐すげ【花菅】

  1. 〘 名詞 〙 ユリ科の多年草。中国北部原産で、観賞用または薬用に栽培される。高さ六〇~九〇センチメートル。葉はスゲに似ており線形で長さ二〇~七〇センチメートル。夏、葉間から伸びた長い花茎に、六花被からなる淡紫色筒状花が穂状に集まりつく。根茎は解熱薬になる。漢名知母。やまし。からすすげ。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「花菅」の解説

花菅 (ハナスゲ)

学名Anemarrhena asphodeloides
植物。ユリ科の多年草,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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