花谷町(読み)はなやちよう

日本歴史地名大系 「花谷町」の解説

花谷町
はなやちよう

[現在地名]函館市船見町ふなみちよう弥生町やよいちよう

山ノ上やまのうえ町の上手(山手)に新しく開かれた町の一つで、明治五年(一八七二)二月に一町として公認された(同年「御達留」市立函館図書館蔵、「事業報告」第一編)芝居しばい町の通りの南東側を並行して走る通りに沿い(明治六年函館旧市街図)、前期幕府領期に山ノ上町の上に芝居小屋を建てた大石屋忠次郎の花畑当地谷間にあったことが町名の由来という(函館地名考)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android