花質(読み)かしつ

精選版 日本国語大辞典 「花質」の意味・読み・例文・類語

か‐しつ クヮ‥【花質】

〘名〙 顔形などが、生まれつき美しいたち。美貌の生まれ。
浮世草子男色大鑑(1687)四「柿地の団(うちは)を手ふれてそれに書付し詩を幾度か吟じ後には諳(そらん)ずる程になりぬ。〈略〉しのびて聞しに、花質(クシツ)紅顔無筆口

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android