芳村孝次郎(初代)(読み)よしむら こうじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「芳村孝次郎(初代)」の解説

芳村孝次郎(初代) よしむら-こうじろう

1766-1853 江戸時代後期の長唄唄方。
明和3年生まれ。僧侶(そうりょ)の出とされる。2代芳村伊三郎の門弟となり,文化5年の江戸森田座番付からその名がみえはじめ,10年立唄となる。髪をおおきな糸鬢奴(いとびんやっこ)にゆっていたので奴孝次とよばれた。嘉永(かえい)6年3月25日死去。88歳。本名は奥山孝次郎。後名は芳村太賀。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android