芽出(読み)めだし

精選版 日本国語大辞典 「芽出」の意味・読み・例文・類語

め‐だし【芽出】

〘名〙
草木が芽を出すこと。また、その新芽萌芽(ほうが)。芽差し。芽立ち
※俳諧・嵯峨日記(1691)「芽出しより二葉に茂る柿の実〈史邦〉」
② 転じて、物事の始まり。萌芽。芽差し。
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一二「人各々その小数の夥伴を愛することは、邦国公同親愛の萌芽(〈注〉メダシ)〈始と云ふが如し〉なりと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android