苔の筵(読み)こけのむしろ

精選版 日本国語大辞典 「苔の筵」の意味・読み・例文・類語

こけ【苔】 の 筵(むしろ)

※宇津保(970‐999頃)藤原の君「岩の上の苔のむしろにすむ鶴はよをさへ永く思ふべき哉」
堀河百首(1105‐06頃)冬「夜を寒み霰たばしる山里は苔の筵にねざめをぞする〈源師時〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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