若乃花幹士(初代)(読み)わかのはな かんじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「若乃花幹士(初代)」の解説

若乃花幹士(初代) わかのはな-かんじ

1928-2010 昭和時代後期の力士
昭和3年3月16日生まれ。貴ノ花利彰の兄。昭和21年二所ノ関部屋に入門,のち花籠(はなかご)部屋。25年入幕。軽量ながら猛げいこで足腰をきたえ,33年45代横綱となる。呼び戻しなど豪快な技で「土俵の鬼」とよばれ,栃錦とともに栃若時代をきずく。37年引退。優勝10回。二子山部屋をおこす。63年日本相撲協会理事長。平成5年相撲博物館館長。平成22年9月1日死去。82歳。青森県出身。本名は花田勝治。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android