苦土(読み)ニガツチ

デジタル大辞泉 「苦土」の意味・読み・例文・類語

にが‐つち【苦土】

耕土下層にあって耕されていない土で、有機物が少ない土。

く‐ど【苦土】

酸化マグネシウムの俗称。

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精選版 日本国語大辞典 「苦土」の意味・読み・例文・類語

にが‐つち【苦土】

〘名〙 まだ風化しないので有機物が少なく、植物生育に適さない下層の土。〔農業全書(1697)〕

く‐ど【苦土】

〘名〙 酸化マグネシウム。〔稿本化学語彙(1900)〕

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百科事典マイペディア 「苦土」の意味・わかりやすい解説

苦土【くど】

酸化マグネシウム

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化学辞典 第2版 「苦土」の解説

苦土
クド
magnesia

マグネシアともいう.酸化マグネシウム慣用名

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「苦土」の意味・わかりやすい解説

苦土
くど

酸化マグネシウム

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世界大百科事典(旧版)内の苦土の言及

【酸化マグネシウム】より

…化学式MgO。マグネシアmagnesia,苦土ともいう。金属マグネシウム,炭酸マグネシウム,硝酸マグネシウムなどを熱すると得られる。…

※「苦土」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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