英物(読み)えいぶつ

精選版 日本国語大辞典 「英物」の意味・読み・例文・類語

えい‐ぶつ【英物】

〘名〙 人格才能などのすぐれた人。〔布令必用新撰字引(1869)〕
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉一〇「文明開化の英物(ヱイブツ)」 〔晉書‐桓温伝〕

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普及版 字通 「英物」の読み・字形・画数・意味

【英物】えいぶつ

傑物。〔晋書、桓温伝〕生まれて未だ一年)ならずして、太原之れを見て曰く、此の兒奇骨り。試みに(な)かしむべしと。其の聲を聞くにんで曰く、眞に物なりと。

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