リヒャルト・シュトラウスが1898年に作曲した管弦楽曲(作品40)。作曲者自身の指揮で、翌99年フランクフルト・アム・マインで初演。彼が書いた一連の交響詩の総決算ともいうべき作品で、題名の「英雄」とは彼自身にほかならない。音楽は単一楽章の形式をとり、二つの主要主題(英雄とその妻)を中心に、英雄の姿、彼を取り巻く人々、英雄の愛、敵対者との戦いと勝利、そして英雄の引退などを描写する。精妙な管弦楽法を用いてさまざまな対象を的確に描写する力量もさることながら、「英雄の業績」を紹介する部分でも明らかなように、個々の描写が断片のままに終わらず、大きな有機的統一体を形成しているところがみごとである。
[三宅幸夫]
自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...
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