苺舌(読み)イチゴジタ

デジタル大辞泉 「苺舌」の意味・読み・例文・類語

いちご‐じた【×苺舌】

舌の乳頭が腫れてイチゴのような赤い色になった状態溶連菌感染症川崎病などでみられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の苺舌の言及

【猩紅熱】より

…A群β溶連菌の感染による法定伝染病。この溶連菌の感染で発病するものにはほかに咽頭炎,扁桃炎,丹毒,急性糸球体腎炎などがあり,さらに反復感染の後にリウマチ熱を起こすこともある。この菌で猩紅熱になることはむしろ少なく,また近年,本症は軽症化が目立ち,不完全型が多くなって,猩紅熱と診断されずに溶連菌感染症といわれている場合もある。 猩紅熱は5~7歳の小児に多い病気で,38~39℃の発熱,咽頭痛,頭痛,吐き気,嘔吐などの症状で始まり,ときには強い腹痛がある。…

※「苺舌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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