茂山千五郎(10代)(読み)しげやま せんごろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「茂山千五郎(10代)」の解説

茂山千五郎(10代) しげやま-せんごろう

1864-1950 明治-昭和時代の能楽師狂言方。
元治(げんじ)元年9月27日生まれ。9代茂山千五郎の3男。大蔵流。明治21年10代をつぎ,千五郎正重(まさしげ)を名のる。豊太閤(ほうたいこう)三百年祭奉納能,東本願寺宗祖六百五十年遠忌(おんぎ)能をもよおす。巌谷小波(いわや-さざなみ)らとお伽倶楽部(クラブ)をつくるなど,狂言の普及につくした。隠居後,2代茂山千作。昭和25年2月5日死去。85歳。京都出身。初名は市蔵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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