茅戸(読み)カヤト

デジタル大辞泉 「茅戸」の意味・読み・例文・類語

かや‐と【×茅戸/×所】

茅で覆われている尾根山腹山村や登山者の間でいう。

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精選版 日本国語大辞典 「茅戸」の意味・読み・例文・類語

かや‐と【茅戸・萱所】

  1. 〘 名詞 〙 山中で茅の類が広く生えているところ。また、一般的に、草原のこと。山村や登山者の間でいわれる。〔山岳語彙(1940)〕
    1. [初出の実例]「分けのぼる萱処(カヤト)のさきに路あらむ山の背に見えて人ら歩める」(出典幸木(1948)〈半田良平〉昭和一四年)

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