茎長(読み)クキナガ

デジタル大辞泉 「茎長」の意味・読み・例文・類語

くき‐なが【茎長】

なぎなた・刀・槍などの構え方の一。柄のもとのほうを持つ構え方。⇔茎短くきみじか
「藤沢入道長刀なぎなたを―に取りて」〈義経記・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「茎長」の意味・読み・例文・類語

くき‐なが【茎長】

〘形動〙 槍、薙刀(なぎなた)などの構え方で、柄(え)を持つときに、できるだけ刃から遠いところを持って、柄を長く使うさま。⇔茎みじか
※義経記(室町中か)二「長刀(なぎなた)をくきながに取りて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android